鰹節削り器 Q&A

よくあるご質問にお答えします。

Q いろいろな鰹節削り器がありますが何が違うのですか?


A 箱の種類が2種類(ウォルナット材、ブナ材)、

刃の種類が2種類(青紙鋼、SK鋼)、

ヒモの色6種類のバリエーションとなります。

Q 青紙鋼とSK鋼では何が違うのですか?

 

A 基本的には製法の違いと鋼の品質で価格差がでます。青紙のほうは職人が手仕事により一つ一つ丁寧に作ります。SKのほうは比較的機械である程度の形ができます。しかし両社ともに刃先の砥ぎは丁寧に職人が仕上げています。新品の状態では切れ味に大きな差はありません。しかし、長い期間切れ味が落ちにくいのは性能のいい青紙鋼です。

Q 青紙鋼とSK鋼では切れ味の持続性がどのくらい違うのですか?


A 申し訳ありませんがしっかりした数字では表せません。鰹節の硬さ、削り節の厚み、削り方によって刃の消耗度は変わります。

Q 初めての鰹節削り器の購入ですがきれいに削れますか?

 

A はい。刃の出具合を調整し試し削りして出荷するので調整なしにきれいに削れると思います。しかし鰹節の逆目やよほど鰹節が乾燥しきってない場合粉になりやすいです。

Q おすすめの鰹節はありますか?

 

A 台屋の鰹節削り器の鉋は大工さんが使うものと作り方は同じですのでどのような固い鰹節(本枯れ節)もよく削れます。鰹節は大きく分けて背節(雄節)と腹節(雌節)、亀節とありますが背節(雄節)からがおすすめです。逆にお好みの本枯節を見つけるくらいたくさん削っていただきたいです。

軟らかい鰹節(生節、さつま節)は箱や鉋が汚れますのでご注意ください。

 

Q 日頃のお手入れは?


A 鰹節削り器の掃除はハケ等で残った粉を払うようにしてください。水洗いはしないでください。変形する恐れがあります。

 

 

Q 削るとヒラヒラではない粉になりやすいです。

 

A 原因は下記が考えられます。

  1、カンナの刃が切れなくなっている。

  2、カンナの刃が出すぎている。

  3、枯れ節が乾燥しすぎている。

  4、枯れ節の削る方向が逆(逆目になっている)