紹介 台屋


 

長く使っていただくために

 

台屋の基本理念に

1. デザインがシンプルなこと

2. 長く使えること

3. 機能的であること

4.適正な価格であること 

があります。

高級家具に使われるウォルナット材とブナ材を素材の持つ雰囲気を大切に使ったシンプルで長く愛される形。それでいてほかにない形。そこに和のエッセンスを少し味付けしました。(意匠登録済み)

  

 

台屋 ,かつお節 ,削り器 ,デザイン

鉋台職人の得意技

箱は従来のものに比べてシームレス(継ぎ目なし)でツルリとしています。厳選した素材を丁寧に削り出し箱としての命を吹き込みます。これこそ鉋台を作ってきた台屋が得意とする削り出し。見た目だけではなく壊れにくく直すことも可能です。

 

クラフト感あふれるクルミオイル仕上げ 

箱の表面は磨きをかけてテカテカになる少し前の赤ちゃん肌仕上げ。最後に木の呼吸を妨げない安心安全の天然クルミオイル仕上げ。クルミオイルが酸化した後、汚れのつきにくい膜となって美しさを長持ちさせます。もちろん無垢材ですので年月とともに味わい深い色合いに変化していきます。

食事をしながら削る

 

新しいライフスタイル

 

 

食事をしながら鰹節削り

実際使う場面ではキッチンのほかに椅子に腰かけてテーブルでも使いやすいです。台屋では食事をしながらかつお節削りするという新しいライフスタイルを提案します。従来の引き出し型の約二分の一の高さは上から押さえつける力がいれやすく小学生でも削りやすい設計です。コンパクトでシンプルなデザインはテーブルに置いても違和感なく使えます。

 

収納にも困らない

 

住宅事情に合わせた形状

従来型は大きくて日本の住宅事情、台所事情にとっては収まりにくい形状でした。サイズが大きいと大きな収納スペースである天井に近いほうの収納場所、もしくは一番下の場所。目の届かないところにあるといつしかほこりに被って使わなくなった、との話を聞いたことがあります。いつでもすぐに使えるところに置いてほしいとの願いから台屋の鰹節削り器はコンパクトです。

 

削り節を取り出しやすいすべり台

削った後の鰹節を取出す際のすべり台も見逃さないでください。引き出し式の従来型にはない発想です。これも鉋台の技術の応用です。

 

台屋の鰹節削り器,収納
台屋 ,鰹節削り器 ,すべり台

高品質のカンナ


鉋台(鉋の木部)

何といっても鰹節削り器は鉋(かんな)が命です。我々は1946年からただただ鉋台(木部)を作ってきました。何度何度も同じことを繰り返して熟練となります。

 鉋に使う木は白樫。大工さんが使うものと同じ数年間乾燥させた材料です。こうすることにより色が白く変形しにくい鉋台が出来上がります。

そして乾燥させた白樫に鉋刃を専用に仕込む作業を経て鰹節削りに適した鉋ができあがります。

 

青紙という鋼(はがね)

打ち刃物の産地、新潟県与板町。本職の大工さんが使う高級鉋と同じ製法で長年の経験と熟練が生み出した鉋刃。鋼は青紙。SK鋼から不純物を取り除きタングステンやクロムを添加。耐摩耗性を大幅にアップすることにより長く削れるすぐれた刃物ですが製法にはしっかりした技術が必要。コンパクトにこだわった台屋では、よくある鰹節削り器の鉋55ミリの刃幅ではなく48ミリサイズに特別注文。

 

SKの鋼(はがね)

新潟県三条市で作られる高品質の鉋刃。炭素鋼SK5という鋼を使い極軟鉄とその鋼を張り合わせる(鍛接)ことにより、砥ぎやすい(やわらかく)のに長切れ(長く切れる=硬い)という相反する性質をもった鉋刃が出来上がります。高品質でありながら価格を抑えることができる優れた鉋刃です。

 

試し削りして出荷

そして台屋では業界初である全製品試し削りしての出荷となり、商品が届いてすぐに削ることができます。試しに削った削り節は商品と共に同封されます。ほかではやっていない新しい試みです。

 

 

バリエーション

 

・別注青紙×ウォルナット

・別注青紙×ブナ

・SK×ウォルナット

・SK×ブナ

2種類の鉋刃(別注青紙、SK)、2種類の箱(ウォルナット、ブナ)から選べます。